後頭部や顔が痛い神経痛の頭痛

慢性的な頭痛に悩まされながら、ときどき顔を針で突き刺したような痛みや後頭部がピリピリするような痛みが起こった。脳に異常があるのだろうか?

頭部神経痛とは

頭痛といっても頭だけではなくて、頭部や顔に痛みを感じるケースがあります。繰り返し何度も数十秒間の痛みが襲うのです。あまり聞き覚えが無いかもしれませんが、頭部神経痛というのがあります。頭部神経痛には主に三叉神経痛と後頭神経痛の2種類があります。後頭部神経痛よりも三叉神経痛のほうが遥かに痛みが激しいです。

頭部神経痛ではない可能性

繰り返し何度も痛みが発生することや頭を押すと痛みが生じるので、もしかしたら脳の病気では?と思いがちですがそうではなく頭部神経痛のケースが多くあります。しかしながら、脳の病気の可能性が無いとも言えないので病院で検査してもらう必要はありますが、頭部神経痛と診断されれば精神的には少し落ち着くと思います。

三叉神経痛とは?

三叉神経痛は顔の知覚神経である三叉神経の異常から針で突き刺したような激しい痛みが頬から顎に掛けて片側に生じる。三叉神経痛は季節の変わり目に起こりやすいです。50歳以上の女性に多い傾向があります。

後頭神経痛とは?

後頭神経痛は大後頭神経の異常から後頭部、特に耳の後ろや側頭部を中心に皮膚がピリピリする感じの痛みが生じます。また髪の毛を触っただけでも痛みが生じるケースがあります。

治療はとにかく病院へ

風邪のように熱が無ければ髄膜炎の可能性はありませんが、似たような症状にラムゼイ・ハント症候群という疾病もあります。また神経痛ではなく腫瘍による痛みの可能性も否定できません。とにかく自己判断は禁物です。医師の診察を受けるようにしましょう。

あまり細かく考える必要はないかもしれませんが、MRIのある医療機関のほうが良いかもしれません。MRIの設備がある医療機関で医師がMRIを撮影するのは無駄というなら話は別ですが、MRIをすることで痛みの原因が神経痛によるものなのか、それ以外の疾病によるものかがはっきりすると思いますし、あれこれ不安になるよりも原因が分かったほうが安心して対処できると思います。なおMRIがあるのは脳外科や大病院だけと勘違いしているかもしれませんが、整形外科も設備しているところが多くあります。

神経痛の場合、治療は一般的に薬物療法や神経ブロックが主で、手術することは稀です。ただし過去に脳外科の手術を受けた方は、同じ神経痛であっても事情が異なるかもしれません。もし過去に脳外科の治療を受けた経験がある場合には同じ医師(または同じ病院)か、違う医師の場合には過去の病歴を伝えた上で診察してもらいましょう。

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頭痛分類

片頭痛

片頭痛の特徴とは?兆候とは?痛みの周期を気にしたり、慢性的なものだからと諦めたりせずに対処しよう。時間と場所を選ばずに突然頭の血管が心臓になったかのように吐き気や嘔吐、ストレスと恐怖感が伴う激痛が始まります。

緊張型頭痛

緊張型頭痛の症状とは?何に注意して対処したらよいのか?肩こりやめまい、片頭痛と合併しているケースもあります。ストレスを軽減しリラックスして楽になっても、その場しのぎだけでは安心できない頭痛です。

頭痛総合

何科で治療してもらえば良いのか迷いますので、症状を分類し、原因、病名、受診科などに総合的にまとめました。脳梗塞や脳出血、くも膜下出血など生命に危険が伴い緊急を要する頭痛から、その他疾病に起因する頭痛まで。

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美由紀

  • 最近ダンスを習い始めました。まだまだ初心者レベルで、人様にお見せできるほどのレベルではございませんが。

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